「親の住まいと実家、このままで大丈夫?
家族で確認したい20のチェックリスト」にお申し込みいただき、ありがとうございます。
このチェックリストは、
「老人ホームに入るべきか」
「実家を売るべきか」
といった答えを、すぐに出すためのものではありません。
親御さんの暮らし、住まい、ご家族の負担、実家やお金の将来について、
今どこに気がかりがあるのかを整理するためのチェックリストです。
まずは、気になる項目から確認してみてください。
PDF形式でご覧いただけます。
このチェックリストの使い方
チェックの数だけで、
「まだ大丈夫」
「もう危険」
と判断するものではありません。
大切なのは、
どの項目にチェックが付いたのか
を見ることです。
たとえば、
親御さんの身体の変化なのか。
実家の管理が難しくなっているのか。
家族の誰かに負担が偏っているのか。
お金や不動産の将来が見えなくなっているのか。
問題の場所が見えてくると、次に何を考えればよいかも少しずつ見えてきます。
すぐに大きな決断をする必要はありません。
むしろ、まだ選択肢があるうちに、
「これから、どうしたい?」
とご家族で話し始めるために、このチェックリストを使っていただきたいと思っています。
あわせて読んでいただきたい記事
高齢の親の住み替え、いつ考える?
老人ホームを探す前に家族で考えたいこと
親の暮らしが心配になったとき、すぐに老人ホームを探し始める必要があるとは限りません。
本人の状態だけではなく、
本人の希望、家族の介護力、経済条件
を一緒に整理することが大切です。
家族の介護力についても、
「家族がいる」ことと「介護できる」ことは同じではありません。
何を確認してから住み替えを考えるべきか、実際の相談経験をもとに整理しています。
まだ元気だからこそ考えたい
「元気なうちの住み替え」という選択
住み替えは、介護が必要になってから考えるものとは限りません。
元気なうちだからこそ、
自分で見て、比較して、自分で決めることができます。
一方で、住み替えないという選択が、その方にとって最もよいこともあります。
大切なのは、
今の家が、これからの人生にも合っているか
を一度考えてみることです。
実家や不動産のことも、早めに考えておく
親御さんの住まいを考えるとき、もう一つ避けて通れないのが、
その後の実家や不動産をどうするか
という問題です。
住み替えや老人ホームへの入居が決まったあとに、
「この家をどうしよう」
と初めて考え始めるご家族も少なくありません。
しかし実際には、
売るのか。
残すのか。
貸すのか。
誰かが住むのか。
さらに、
名義、相続、判断能力、税金、修繕、管理など、さまざまな問題が関わります。
私は、
住み替え先と、その後の自宅を別々の問題として考えないこと
が大切だと考えています。
親御さんのこれからの暮らしと、ご家族の負担、必要なお金、その後の自宅。
これらを一つの計画として考えることで、選択肢は大きく変わることがあります。
※相続した実家・不動産についての記事も順次掲載していきます。
YouTubeでも、実際の事例からお伝えしていきます
制度や知識だけでは、なかなか自分の家族のこととして考えにくいものです。
そこでYouTubeでは、私がこれまで実際に経験してきた相談事例をもとに、
家族がどこで迷い、何を整理し、どのように判断したのか
を物語や解説としてお伝えしていきます。
たとえば、
「老人ホームを探してください」
という相談から始まったにもかかわらず、家族3人のお話を聞いた結果、老人ホームを探さなかった事例もあります。
一つひとつのケースを通じて、
自分たちの家族なら、どう考えるだろう。
と考えるきっかけにしていただければと思っています。
YouTubeでも順次公開予定です。
石井英彦について

私はこれまで約30年にわたり、
在宅介護の住環境整備、
高齢者住宅の開発、
住宅会社での経営企画、
不動産の売買・運用・資産相談など、
住まいと不動産に関わる仕事を続けてきました。
その中で感じてきたのは、
住まいや不動産の問題だけを見ても、家族にとって本当によい答えにはたどり着けない
ということです。
親御さんの希望。
ご家族の負担。
介護。
お金。
実家。
相続。
不動産。
それぞれは別々の問題に見えますが、実際にはつながっています。
私は現在、
人生の転機にある家族の意思決定を設計する実務家
として、高齢期・相続期の住まいと不動産について、判断を整理し、その後の実行まで支援しています。
重要なのは、売ることでも、住み替えることでもありません。
この判断で、家族全体の未来はどう変わるのか。
その視点から、一つひとつのご相談を考えています。
主な資格・学位
- 宅地建物取引士
- 不動産コンサルティングマスター
- CPM®(米国認定不動産経営管理士)
- CCIM(米国認定不動産投資顧問)
- 賃貸不動産経営管理士
- 事業承継士
- 終活ガイド1級
- 明治大学政治経済学部政治学科
- MBA(BBT大学院)
ご家族だけでは整理が難しいときは
チェックリストを確認して、
「思っていたより気になる項目が多かった」
「兄弟や親と、何から話せばよいか分からない」
「住み替えと実家の売却を一緒に考えたい」
「相続した家をどうするか決められない」
という場合もあると思います。
すぐに売却や住み替えを決める必要はありません。
まず、
何を決める必要があるのか。
どんな選択肢があるのか。
どの順番で考えればよいのか。
を整理することから始めます。
ご家族だけでは整理が難しい場合は、個別相談についてもご案内しています。
個別相談の対応地域は、大阪北部エリア・阪神エリアの指定18市です。ご相談者様ご自身が遠方にお住まいでも、対象となるお住まい・不動産が対応地域内にあれば、ご相談いただけます。チェックリストは、お住まいの地域にかかわらずご利用いただけます。
親の住まいや実家について考えることは、
単に「家をどうするか」を決めることではありません。
その先にある、
親御さん自身の暮らしと、家族全体のこれから
を考えることだと思っています。
まだ大丈夫なうちに。
まだ選択肢があるうちに。
このチェックリストが、ご家族でこれからのことを話し始める小さなきっかけになれば幸いです。
石井英彦
株式会社カラフル